電力スポット市場価格の推移

電力スポット 推移 2013~2021

日本卸電力取引所(JPEX)における取引価格は2021年度は平均6.8円/kWhで推移中。

 2013年度 2014年度2015年度2016年度2017年度2018年度2019年度2020年度2021年度
平均価格(円/kWh)16.514.79.88.59.79.87.911.26.8
最高価格(円/kWh)5544.644.94050756025126.2
200円/kWh超えの時間帯       56 
100~200円/kWhの時間帯       287 
0.01円/kWhの時間帯      22266186
出所:JPEX 時間帯はコマ数(30分)

2020年12月中旬以降、スポット市場価格が高騰した。 2021年1月に入り、1日(48コマ)平均で100円/kWhを超える日も出て、1月13日には1日平均の最高価格154.6円/kWhを記録。その後、コマ毎のシステムプライスもほぼ連日最高値を更新、1月15日には251円を記録した。 この背景としては、寒波の到来に伴う電力需要の増加や、悪天候による太陽光発電等の発電量の低下、燃料在庫の減少に伴うLNG火力の出力低下等の要因が考えられる。

電力システムの課題

電力スポットとは

電力スポット市場とは、日本卸電力取引所(JPEX)が開催する最もポピュラーな電力取引市場の一つであり、翌日に発電または販売する電気を前日までに入札し、売買を成立(マッチング)させるものである。このため、1日前市場と呼ばれることもある。英語ではDay-ahead marketと表現される。1コマ30分単位で取引され、1日当たり48コマとなる。最低取引単位は1コマ当たり1,000kWh、売り手(発電会社や一般電気事業者など)と、買い手(新電力や一般電気事業者など)は、取引日(通常は受渡日の前日)までに売りたい量と価格、または買いたい量と価格の組合せをネット経由で札入れしておく。JPEXが扱う市場は、原則として全国市場(沖縄は除く)であり、発電所や需要の場所はどこでも構わない。※取引日の10日前から入札可能で、入札可能な時間帯は午前8時から午後5時

日本卸電力取引所では、主要市場として1日前市場(スポット市場)、その後の調整市場として当日市場(時間前市場)を開設している。

時間前市場 推移

時間前市場(当日市場)は、実需給の直前まで活用可能、当日の発電不調や気温変化による発電・需要の調整の場として、最短で1時間後、最長で30時間後に受け渡す電気を30分単位で取引している。365日営業、土日祝日、G/W、正月も取引可能。最低取引単位は1コマ当たり100kWh、 取引可能時間は、毎日17時に翌日0時、受渡時間の1時間前まで取引可能。英語ではHours ago marketと表現される。

時間前市場における取引価格は2021年度は、平均7.1円/kWhで推移。

出所:JPEX
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