世界の温室効果ガス ランキング

世界の温室効果ガス ランキング 

世界の温室効果ガス排出量(エネルギー起源の二酸化炭素CO2)   

世界の総排出量は335億トン、出典:EDMC/エネルギー・経済統計要覧2021年版

割合
1中国95.28億トン28.4%
2アメリカ49.21億トン14.7%
3インド23.08億トン6.9%
4ロシア15.87億トン4.7%
5日本10.81億トン3.2%
6ドイツ6.96億トン2.1%
7韓国6.06億トン1.8%
8カナダ5.65億トン1.7%
9インドネシア5.43億トン1.6%
10メキシコ4.48億トン1.3%
11ブラジル4.06億トン1.2%
12オーストラリア3.83億トン1.1%
13イギリス3.52億トン1.1%
14イタリア3.17億トン0.9%
15フランス2.98億トン0.9%

中国は、急激な経済成長と石炭火力発電への依存が理由で、中国の排出量は、米国、EU、およびインドの合計とほぼ同じ。世界全体の28.4%を排出する世界最大の二酸化炭素(CO2)排出国となっている。

中国は昨年秋に「排出量のピークを2030年より前にし、2060年にはカーボンニュートラルを目指す。」と野心的な表明をした。

注意点として、

  • ①即時の温室効果ガス削減を約束していない  →「排出量のピークを2030年より前にする」
  • ②新しい石炭火力発電所への莫大な投資を続けており、58ギガワットの巨大な石炭火力発電プロジェクトも承認。これはアメリカの全発電容量の25%相当  →2025年から段階的に削減管理するとしている。

経済大国としてすでに先進国並みの中国だが、発展途上国を自称しており、発展途上国としてのメリットだけを享受し、影響力に見合った責任を果たしていないと言える。

中国が、温室効果ガス削減に前向きになったのは、地球温暖化対策が莫大なビジネスチャンスを生むと考えているからだろう。風力や太陽光といった再生可能エネルギーにおいて、中国産(メイド・イン・チャイナ)のシェアは圧倒的になりつつあり、電気自動車EVにおいても、バッテリー(蓄電池)はすでに中国が世界最大の生産者となっている。各EU、アメリカ、日本など先進国は、2030年までに野心的な削減計画を立てている、一方、中国は排出量のピークをむかえる2030年までに、安価な石炭火力発電をフル稼働して、富と技術を集積し、世界の覇権を虎視眈々と狙っている。

一方で中国は太陽光発電導入容量で圧倒的な世界1位にもなっている。世界の太陽光発電の導入実績 ランキング 2020