日本の温室効果ガス排出量
日本の温室効果ガス排出量 (2021年4月発表値)
政府が、二酸化炭素(CO2)など地球温暖化につながる温室効果ガスの排出量を2050年に実質ゼロ(カーボンニュートラル)とする目標を掲げ、経済産業省は、新しいエネルギー基本計画の素案を発表し、2030年までに温室効果ガス割合を13年度比46%削減する目標へ向けたロードマップを示した訳だが、ここで日本の温室効果ガス排出量数値について見てみよう。
- 2019年 12億1,200万トン
- 2018年 12億4,700万トン
- 2017年 12億9,100万トン
- 2016年 13億400万トン
- 2015年 13億2,100万トン
- 2014年 13億5,900万トン
- 2013年 14億800万トン (ピーク)
日本が排出している二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの総排出量は、12億1,200万トン(2019年確定値)ということだ。2013年をピークに温室効果ガスの総排出量は、2014年度以降6年連続で減少しており、2013年度比ではマイナス14.0%となっている。
温室効果ガス排出量が減少した要因としては、
- ①エネルギー消費量の減少(製造業の生産量減少)
- ②エネルギー消費量の減少(省エネ)
- ③電力の低炭素化(再生可能エネルギー拡大、原発再稼働)に伴う電力由来のCO2排出量の減少等が挙げられる。
新しいエネルギー基本計画の素案によれば、2030年までに温室効果ガス割合を2013年度比46%削減する、とのことから
2030年 7億6,032万トン
と計画していることになる。