再生エネと原子力で50%、電源構成見直し  

再生エネと原子力で50%、電源構成見直し

経済産業省は2030年度の電源構成目標で、二酸化炭素(CO2)を排出しない再生可能エネルギーと原子力の合計を50%超とする。再生エネ比率を現行目標の20%台から30%以上に増やし、原子力は20%程度の目標を据え置く見通し。再生エネをどの程度上積みし、CO2を出す火力発電の割合を減らせるかが焦点となる。

経産省は中長期的な指針「エネルギー基本計画」の改定に伴い30年度の電源構成を見直し、今夏に正式決定する方向だ。

 国内のCO2排出量は電力部門が約4割を占めており、目標の達成には火力の比率を下げることが不可欠となる。

日本の電力は火力発電が8割弱

 政府は50年の温室効果ガス実質排出ゼロを掲げる。50年の電源構成は参考値として、再生エネが約50~60%、原子力とCO2回収を前提とした火力が計30~40%程度、CO2を出さない水素やアンモニアを使う火力は計10%程度としている。