海底プロペラ「潮流発電」九電みらいエナジー

九電みらいエナジーは、長崎県五島市の奈留瀬戸において進めている環境省「長崎県五島市沖における潮流発電技術を実用化するための実証事業」について、大型潮流発電機の設置工事を開始することを発表した。

当該事業は長崎県五島市の奈留瀬戸沖において、国内初となる大型発電機を使用した潮流発電の実証を行うものだ。潮流発電は潮の干満によって起こる海水の流れを活用して発電するものであり、未利用の海洋エネルギーの中でも早期の実用化が期待されている。一般に潮流発電には毎秒1m(2ノット)以上の流速が必要だが、奈留瀬戸では潮流が速く、最大で毎秒3メートル(6ノット)以上となることもあり有望なフィールドである。

 当該事業では世界初の大規模商用潮流発電事業MeyGenプロジェクトを英国北部(オークニー諸島とスコットランドの間にあるペントランド海峡)で実施しているSIMEC ATLANTIS ENERGY社(以下、「SAE社」)製の発電機を使用する。高さ約23m(ブレード長は約8m)、重量1,000tの発電機を水深約40mの地点に設置して発電を行う。出力は500kW。実証では安全で確実な発電機の施工・撤去の確認や発電状況の確認等を行う。

出典:九電みらいエナジー